深沢地域包括支援センター(あんしんすこやかセンター)
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活動報告 2018/12/26 10:11

リハビリ手記①

☆今回はリハビリ手記の抜粋を掲載させて頂きます☆

地域で日々リハビリに取り組まれている方が、自主的にリハビリのために手記を書いて送って下さることになり、当包括職員はこの手記に心を動かされとても多くのことを学ばさせております。

そこで是非ホームページにて地域の皆様にも読んで頂きたい。

と、ご本人様に厚かましくお願いしたところ快諾してくださいました。

不定期でお届けできたらと思います。読んで頂けたら嬉しいです☆

~「記憶力、とくに短期記憶が失われていた。

それは脳が損傷してから1年5ヵ月の間、私の悩み、というより恐怖だった。

平成28年11月26日。入院後3日目に始まったリハビリ。ベッドの上。

車椅子も含め自力で移動できないころのこと。

点滴や排尿等、身体にはいくつものチューブがぶら下がっていた状態で始まったリハビリの最初は、

まず自分の名前を書くこと。しかもひらがなで。

 書けなかった。右手が使えないどころか私の右手は信じられないほど重く、

たしかに身体の右側に付いているものの存在感は薄く、

単なる物体と化した他人のような風情で、まったく動かなかった。

 そこで左手に鉛筆を持つ。

ベッドの上。小さなテーブル。A4の紙がバインダーに挟んである。

 筆圧がほとんどない。まっすぐなど書けない。しかも左右が逆。鏡に映した文字と言えばわかるだろうか。

私は一回目のリハビリで、自分の今の状態を思い知った。

 それでも5日目になると飛躍的に成長する。名前を漢字で書いたのだ。

もう左右逆ではない。そして日付である。日付がわからないのだ。教わってもすぐ忘れてしまう。

 こうして私の闘いが始まった。」

~続く~

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